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2018年11月28日 (水)

「書店猫ハムレットのうたた寝」

アリ・ブランドン「書店猫ハムレットのうたた寝」創元推理文庫

ニューヨークの本屋が舞台。
猫と書店員が事件を解決?するシリーズ。

大きな黒猫のハムレットは賢く、書店のマスコットというより主(ぬし)。今日も気ままにうたた寝したり、ゆうゆうと街を行き来しています。
猫ごと遺産として受け継いだ書店を経営するダーラは、35歳。(初めて年齢が明記されてました。登場したときから30代後半かと思ってたけど、やや若い)
2階にカフェコーナーを作ったのも成功。
若い店員のロバートが美味しいコーヒーをいれ、なかなかハンサムなので女の子たちもよく来るように。

独立記念日の催しとして、商店街でお祭りを開催することになって大騒動。
ダーラは幹事サイドとなって、企画に力を入れていました。
コーヒーショップの気難しいオーナーが参加費を払ってくれていないので集金に行ったり。
いろいろな顔ぶれがにぎやかに登場するうち、事件が起きます。

一方、恋愛模様にも波乱が。
年下のハンサムな刑事リースとのデートは盛り上がらず、なんとなくそのままになっていたそう。
ところが‥?
こんなヒドイこと言っちゃったらリースは失地回復しようもないだろう?
と思ったけど~
次巻で終わるらしいので、ということは‥‥大逆転? 想像しちゃいますね(笑)

2018年7月 9日 (月)

「書店猫ハムレットの休日」

アリ・ブランドン「書店猫ハムレットの休日」創元推理文庫

書店猫ハムレットのシリーズ3作目。
キャット・ショーに招かれて、フロリダが舞台のお話。

ニューヨークの書店を受け継いだダーラがヒロイン。
書店とともに受け継いだのが、大きくて真っ黒なマスコット猫、いや真の主?のハムレット。
気むずかしい猫なのですが、前作でのハムレットの動きがネットにアップされて、一躍人気者に。
空手大会に出場したダーラの演じる型を猫がいちいち真似ていたのだから、想像するだけでも楽しいです。

ハムレットは、全米キャット・ショーに特別ゲストとして招かれます。
フロリダに飛んだダーラとハムレット。
ここが地元の下宿人ジェイクの母親が出迎えに来てくれます。
場所を移動しても、ただ猫じゃない?ハムレットは、さすが悠々としたもの。
しかし、会場で一大事が起こり‥?!

華やかな街と高級ホテル、キャットショーの様子などが目新しく、テンポよく進みます。
ブルックリンの地道な生活とはまた違う展開。
最後の冒険まで、楽しめました☆

2016年12月10日 (土)

「書店猫ハムレットのお散歩」

アリ・ブランドン「書店猫ハムレットのお散歩」創元推理文庫

書店猫ハムレットのシリーズ、邦訳2作目。
賢い黒猫ハムレットが事件解決に一役買います。

ニューヨークで書店を経営することになったダーラは、30代。
書店と一緒に受け継いだ店のマスコット猫が、ハムレット。
大きくて気難しいハムレットにようやく認められたよう?

そのハムレットがなんだか元気がない‥
猫の共感力者を名乗るセラピストに診てもらったところ、なんと前の事件のことで自分を出来損ないのように感じているという?

そんなとき、ダーラが通う近所の武術道場で事件が起こります。
そこには複雑な人間関係が‥?
若い店員のロバートも空手を習いに通っていたのですが、そこで飼い主を喪った犬を一時預かることに。
イタリアン・グレーハウンドの「ローマ」という名前の犬が可愛くて!
ロバートもすっかり情が移ってしまったのに‥
事件より、ローマちゃんの行く末に、はらはらドキドキですよ(笑)

猫は猫らしく、全体の雰囲気はほどほどに動きがあって、登場人物のバランスもいいです。
猫の推理法は、こんな風にしなくてもいいんじゃないかって気もしますが~
一応、誰にも秘密にするだけの理性は働いている?
楽しく読めました☆

2016年7月16日 (土)

「書店猫ハムレットの跳躍」

アリ・ブランドン「書店猫ハムレットの跳躍」創元推理文庫

本屋が舞台のコージー・ミステリの新シリーズ、翻訳1冊目。
ただし、原作では2冊目?

ダーラ・ベティストーンは、大叔母から、ブルックリンにある魅力的な本屋を相続しました。
黒い猫付きで。
大きな黒猫のハムレットは神出鬼没、頭が良くて気難しく、新しい店員を選ぶのにはっきり主張するほど。

ダーラは、30代後半かな?
バツイチで普通に仕事は出来て、平均より人がよさそう。
猫の扱いはそれほど巧みではなく、なかなか懐いてくれないハムレットに振り回されます。
気に入った店員のことは認めている様子なのを羨ましく思いつつ。

本屋の常連客が事件に遭い、ご近所の店では母娘の問題が‥?!
何かと心配するダーラ。
建物の地下の部屋には、長身の女刑事ジェイクが間借りしていて、頼りになりそう。
新しく店員になった若者も、意外な能力を発揮してくれます。
ご近所もあれこれと個性的で、だんだん色々な面が出て来て絡むんだろうなあと楽しみです。

よく出歩いている猫がご近所の異常に気づいても不思議はないけど、本棚から落とした本の内容で事件のヒントを出すというのはちょっと無理があるけど(笑)
これはまあ、本好きのためのゲームの一つってとこかな。
ほかは猫らしく描かれているので、応援したくなります☆

2冊目から翻訳されたのは、1冊目ではまったく懐いてくれないままだから?
2冊目の最後にゴロゴロ喜んでくれるので、よかったね♪

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