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2019年2月 3日 (日)

「猫とアリス」

芦原すなお「猫とアリス」創元推理文庫

女探偵・笹野里子ものとしてはシリーズ2作目のよう。
図書館で背表紙を見て手に取りました。
中身は、「青蛇」と呼ばれる孤独な殺し屋の話といったほうがいい‥
タイトルが「青蛇」だったら読者が減る?(笑)

笹野里子は夫が遺した探偵事務所を継いで、淡々と仕事をしている40歳ぐらいの女性。
やる気もなさそうな冷静さだけど、ある刑事に惚れられているのをてきとうに逸しながら情報を引き出したり、実はけっこう有能で、勇敢さもある。
元教え子の調査を教師に依頼されてから、ある殺し屋の姿が行く先々でちらつくようになるのです。

里子が訓練を受けているジムのオーナーがかって教えていた青年。
何かを抱えた激しさのある彼に、スポーツとして格闘技のプロになってほしいとオーナーは願っていたのだが‥

猫を探してほしいという女の子の可愛い依頼に動き出すと、関係者の勤め先で、思わぬ関わりが出来ていき‥
猫は賢くて猫らしい猫です。
しゃれた会話とヒロインのさっぱりした性格で、すいすい読めます。
ある目的のために技を磨いた美しい殺し屋の思いと過去は痛ましいけれど、鮮烈な印象でまとまり、シャープでカッコいい。
これはなかなか、めっけもの~読後感は悪くなかったです。
さかのぼって前の作品も読みましたよ。

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