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2018年12月27日 (木)

「政略結婚」

高殿円「政略結婚」KADOKAWA

江戸、明治、昭和と3つの時代を強く生きた3人の女性。
政略結婚の話という感じでもないですけど(笑)

第一章 てんさいの君
加賀藩主の側室の娘・勇(いさ)は、生後半年で分家に嫁ぐことが決まっていました。
18歳になり、夫となる加賀大聖寺藩の前田利極のいる江戸藩邸へ。
結婚までは会ったこともないのがごく普通の時代、親戚でもあり、素直に受け入れていた勇。
幸い、夫は優しい人で、子供が出来なくとも側室を迎えようとしなかったため、妻に甘いと評判になるほど。
跡取りになるはずの男子が夭折し、夫も早逝、勇はお家の存続を守るため、養子縁組や縁談に力を注ぐ日々がえんえん続く。
そういうことが女性の、とくに御台所の大事な務めだったのですね。
詳しい説明で実情がわかり興味深いですが~やや歴史書っぽいといいますか。

第二章 プリンセス・クタニ明治末頃。
前田万理子は華族だが、海外駐在の銀行員である父と海外で暮らしてきました。
日本のことをろくに知らないのはけしからんと呼び戻され、祖母たちのしつけを受けることに。
縁談もいくつか持ち上がりますが、アメリカに住む相手に会うという口実で渡米。
加賀藩由来の九谷焼の魅力を改めて知り、事業に乗り出します。
活発なお嬢様の明るい話で、縁談は旧来の感覚で起きるものの、結果は夢のあるラブストーリーに。

第三章 華族女優
深草花音子は、豪華な洋館で何不自由なく生まれ育ちました。
昭和恐慌によって財産を失い、すべてが一変してしまいます。
女子学習院に通いながら新宿の劇場で踊ることになり、のちには女優に。
貧しさに苦しんだ母は、人が変わったようになっていきます。
政略結婚の話は出ないですよね‥
もうそんな時代ではない!ってこと?
華やかなヒロインでいいですが。

なぜこのタイトル、なぜこの構成なのか?微妙な疑問が残りました(笑)
時代と環境は違っても、育ちの良さと、お付きの女性がいる暮らし、というのが3世代で共通しているところかしら。
政略結婚あんがい良い、政略結婚みたいだけど違う、政略結婚は親の代まで、というお話3つ。

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