フォト

おすすめ本

« 公園で芋煮会 | トップページ | プーリップのアリス服のフルーティーmomoko »

2018年10月23日 (火)

「名もなき日々を」

宇江佐真理「名もなき日々を 髪結い伊三次捕物余話」文春文庫

「髪結い伊三次捕物余話」も終盤にさしかかっています。
お気に入りのシリーズ、ゆっくり読んでいます。

伊三次は義兄の髪結い床(床屋さんですね)も手伝いつつ、廻り髪結いの仕事も続けています。
伊三次と芸者のお文の息子・伊与太は、絵師に弟子入りしていましたが、師匠が急逝。
すぐには落ち着き先が決まらず、ひそかに恋する茜のことに思いを馳せます。

不破友之進の娘・茜は松前藩の奥女中となっていますが、剣の腕を生かすための警護役なので男装。表紙の若衆髷のきれいなお兄さん?が茜なのです。
藩では跡継ぎが病弱なため、お家騒動が持ち上がりかけていて、若君に好かれている茜は巻き込まれていきます。
そんなとき‥?
気丈な茜がふと見せた涙の理由が切ない。

伊与太は人気の若手絵師のところに手伝いに入ることとなり、葛飾北斎のところを尋ねるときに同行できたのも楽しい。
伊与太の妹は女髪結いになりたいと言い出すし、若い世代がいきいきしています。
大人世代もそれぞれに活躍どころを見せ、いくらかは不安もありつつ、長年の知り合いを見守るような気持ちになれて、心温まる読後感でした。

« 公園で芋煮会 | トップページ | プーリップのアリス服のフルーティーmomoko »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「名もなき日々を」:

« 公園で芋煮会 | トップページ | プーリップのアリス服のフルーティーmomoko »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

最近のトラックバック

無料ブログはココログ