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2018年9月24日 (月)

「あきない世傅 金と銀(四)貫流篇」

高田郁「あきない世傅 金と銀(四)貫流篇(時代小説文庫)」角川春樹事務所

人気シリーズ4作目。
1作目も2作目も3作目もあっと驚く結末でした。
そして?

幸は、大阪天満の呉服商「五十鈴屋」に女衆として奉公していました。
店主の祖母である「お家(え)さん」と、番頭の治兵衛に認められ、四代目店当主の後添いに。ところが、放蕩者の四代目は、あっけなく‥

次男の惣次が五代目徳兵衛として跡を継ぐことになり、幸を嫁に迎えるのを条件とします。
幸を気に入っていたはずの五代目との間がきしむようになり、ある日突然‥

夫の出奔が理解できないまま、なんとかしのごうとする幸。
お家さんから、思いがけない願いを聞いて涙します。
幸の才覚を戦国武将とまで評価していた治兵衛は、三男の智蔵に期待をかけます。
貸本屋で戯作者の道を歩んでいた智蔵は?

ちょっと展開が急ですが、まあまあ収まるところへ収まった、という感もあり。
もう誰が見てもべっぴんさんの幸が、御寮さんとして力を発揮し始めます。
とはいえ、大阪には「女名前禁止」という決まりがあったんだそうで。一家の商売を女が表に出て仕切ることは出来なかったという。
四代目の最初の妻が実家で活躍しているとは、頼もしい。名はともかくとして、こういう実態はあったんでしょうか。

智蔵は商才があるというわけではないけれども、人当たりがよく柔軟。
智蔵の生き方や考え方が独特で、なるほど、若い頃のほのかな気持ちだけじゃなく、成長してこうなった男ならこのときの幸と合うのか!と面白かったです。

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