フォト

おすすめ本

« 青地の新作夏帯のきなり浴衣momoko | トップページ | 中華でオフ会 »

2018年8月12日 (日)

「東福門院和子の涙 上」

宮尾登美子「レジェンド歴史時代小説 東福門院和子の涙 上」講談社文庫

徳川二代将軍・秀忠とお江の娘、和子(まさこ)は、武家から天皇に初めて嫁いだ女性。
どんなんな人生を送ったのかしら‥という興味があり、読んでみました。

江戸から和子についていった侍女のゆきの視点から。
当時の話し方をある程度まで再現したと思われる古風な言葉づかいで、流麗に語られます。
ゆきの知っている範囲の、ちょっと前の時代の噂話や和子の婚約から始まります。
今の若い子にとっては、古文並み?
こちらは長年大河ドラマをよく見てきたし、読んでいるうちに慣れてわかるようになりましたけどね(笑)

江戸時代の初期に、ある意味、公武合体が目指されたわけですね。
和子はおっとりと品が良い優しい娘さんだったよう。
朝廷側の抵抗感はかなり強く、当初は会うことすらままならなかった。
和子の親の秀忠とお江は仲のいい夫婦だったし、その後も大奥だったら、毎朝一度はご先祖の御霊を拝むために夫婦は会えたのですけどね。

ところが、天皇というのは、大勢の女官に一日中囲まれているような暮らしなのですね。
しかも、その中にお手つきがたくさんいるのだから‥
出来るだけ会わせまいとするのも無理からぬ所?
天皇はおそらく、幕府の権威と財力をかさにきた女と予想していたのかも‥などと想像しました。その誤解は晴れるんです。

あまり知られていない時代のことを詳しく書き込んであるので、面白く読みました。

« 青地の新作夏帯のきなり浴衣momoko | トップページ | 中華でオフ会 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「東福門院和子の涙 上」:

« 青地の新作夏帯のきなり浴衣momoko | トップページ | 中華でオフ会 »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

最近のトラックバック

無料ブログはココログ