フォト

おすすめ本

« 高校の制服のジェニーフレンドたまきの細部 | トップページ | 4月の庭の椿、ツツジ »

2018年4月21日 (土)

「下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ」

白川紺子「下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ」集英社オレンジ文庫

下鴨アンティーク、2作目。
高校生の香乃が古い着物にまつわる謎に導かれる‥
はんなりと綺麗で切ない世界です。

京都の下鴨の古い屋敷で、兄と暮らす野々宮香乃。
離れには、兄の唯一の友人で、近くの大学で教えている慧も。
骨董商だが家ではぐうたらなだけの兄と、香乃を子供扱いするがいたって紳士的に見守る慧はどっちもイケメン。

趣味で着物を着る香乃は、季節ごとにテーマを決めた着こなしを楽しむという今どき珍しい高校生。(今と言っても全体に古風な雰囲気なので、正確にはナン年なのか?という気もしますが‥)
旧華族の家柄の祖母から受け継いだ美しい着物が、土蔵には詰まっています。
その着物には、それぞれ秘めた由来があり、出してみると不思議な出来事が起こるのです。
遠い悲しみや無念を解きほぐしていく優しい展開。
杜若少年の話がかわいくて、好きです。杜若少年の話がかわいくて、好きです。

金髪の美少女の突然の登場に始まり、香乃の友達と家庭教師、兄の良鷹の仕事先の元気な娘さんやら、まだまだ恋愛未満だけど~ちょっとニヤニヤしちゃうような、ほのかに甘い気配が漂います。
互いを内心で思い合う、ほっこりした空気感。
美味しい食事や趣のある品々の登場する物語にこのあたたかさが加わって、なんとも居心地良い世界になっています。

だいぶ前に読んだので‥レビューはどうしようかと思いましたが、やや似た系統の他のシリーズより~これが一番好みかと思うので、プッシュしておきます。

« 高校の制服のジェニーフレンドたまきの細部 | トップページ | 4月の庭の椿、ツツジ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ」:

« 高校の制服のジェニーフレンドたまきの細部 | トップページ | 4月の庭の椿、ツツジ »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

最近のトラックバック

無料ブログはココログ