フォト

おすすめ本

« バービー服を着るアメリとmomoko | トップページ | ひつまぶし弁当 »

2014年7月30日 (水)

「思い出のとき修理します」

谷瑞恵「思い出のとき修理します」集英社文庫

ある商店街に住み始めた女性が出会った時計屋さんは‥?
ほのぼの優しい雰囲気の読みやすい作品です。

明里は恋人にふられて仕事の自信までなくし、思い出のある町に引っ越してきました。
子供の頃、少しだけ過ごしたことのある懐かしい津雲神社通り商店街。
閉店して数年たつ理容店に、ただ住むことにしたのだが、そこの孫があとを継ぐというふうに知れ渡ってしまう。

のどかな商店街には古い時計屋があり、「おもいでの時 修理します」という看板がかかっていました。
「おもいでの時計修理します」というものの字が一個欠けたのだろうと思いつつも、壊れた思い出のある明里は気になってしまうのです。
そう思って訪ねてくる人もいた‥

時計屋の主の秀司はまだ若い青年で、明里が子供の頃に会ったことがあるらしい。
津雲神社あたりをふらふらしている大学生の太一と一緒に、明里はよく朝ごはんを呼ばれるようになります。

小さな出来事を一緒に解決するうちに、親切な時計屋さんにだんだん惹かれて行く明里。
時計屋さんにも、切ない思い出が‥
後半は、過去が解き明かされます。

「ビブリア古書堂」をちょっと連想しましたが「ビブリア」ほどミステリではなく、「コンビニたそがれ堂」に近いかもだけどあれほどファンタジックではない、という感じ。
ふんわりした書き方で、癒されました。
ちょっと疲れたとき、優しい気持ちにひたれます。

« バービー服を着るアメリとmomoko | トップページ | ひつまぶし弁当 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「思い出のとき修理します」:

« バービー服を着るアメリとmomoko | トップページ | ひつまぶし弁当 »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

最近のトラックバック

無料ブログはココログ