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2013年6月28日 (金)

「ビブリア古書堂の事件手帖3」

三上延「ビブリア古書堂の事件手帖3~栞子さんと消えない絆~」メディアワークス文庫

ビブリア古書堂3冊目。
先にドラマで見てしまった話も載っていました。順番どおりではないんですね。

プロローグは、ヒロインの栞子さんの妹・文香の手記から。
明るい高校生の妹だけど、これは夜中に一人パソコンで書いているのです。
文香の視点からの紹介で、導入していきます。

第一話はロバート・F・ヤングの「たんぽぽ娘」
(あ~これ、探してるんだけど、まだ読めてない。実は大昔に読んだ可能性もあるけど‥)
古書店どうしの古書交換会に出向いた篠川栞子と五浦大輔。
古書売買のやりかたが説明され、なかなか興味深いです。
ここで出会ったヒトリ書房の店主が栞子をえらく嫌っている様子に、大輔は驚くことに。
しかも、本を栞子に盗まれたと言い出します!
さて‥?

第2話は、前に出てきた登場人物が子供の頃好きだった絵本は何か?探す話。
うまくいかないでいた家族の仲を取り持つ結果に。

第3話は、宮沢賢治の「春と修羅」
玉岡家の女主人から、本が一冊だけ盗まれ、身内のしたことなので突き止めて欲しいという依頼が。
なくなった父親が蔵書家で、兄夫婦は会社を、妹が家を相続したのだでしたが、会社の経営が思わしくなくなり‥?
賢治が詩集とは思わず、あくまで小文というかスケッチと考えていたことや、ほとんど売れずに引き取ったこと、出版後も推敲を重ねていたことなど、面白かったですね~。

行方知れずの栞子の母親のことがちらほらと出てきて、それが陰影となっています。
本を買うためなら何でもやりかねなかったという女性。はたして失踪の原因は‥?
それも含めて、家族のことが話のポイントになっていますね。

ドラマはけっこう楽しくずっと見ています。ヒロインはイメージと違うんだけど、深刻な事件のない落ち着いた展開が、夕食後に猫を抱っこして見るにはいいので。
原作にあるヒロインの2面性がないのがちょっと、物足りないかな~。
ドラマで一部改変されている理由はなぜかな?と自分なりの小さな推理を楽しんだりもしてます。
あ、文香出てこないわね~弟になってるから(笑)

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