フォト

おすすめ本

« 「特捜部Q ―キジ殺し――」 | トップページ | ピンクのダッフルコートのシティさん »

2013年3月30日 (土)

「境遇」

湊かなえ「境遇」双葉社

前にドラマ化されたのを見ています。
ドラマと同時発表だったかな?

高倉陽子は県議会議員と10年前に結婚し、5歳の一人息子がいます。
専業主婦でしたが、我が子のために描いていた絵本が、新人賞をとり、一躍、時の人となりました。
新聞記者をしている親友の晴美が、その記事を載せることになります。
陽子は晴美に謝ってくるのですが…

「あおぞらリボン」という本の内容は、陽子ではなく晴美のほうの思い出がポイントになっていたのです。
晴美は朝陽学園という児童養護施設に幼い頃に預けられましたが、母親が青いリボンを巻きつけてあったのです。
青いリボンはおかあさん…
だから寂しくないという思いで大事にしていた晴美は、18まで施設で育ったのです。

陽子が辛いときに、晴美がリボンを二つに切って分けて、励ましたこともありました。
陽子もまた別な施設に預けられた子で、養父母の元で幸せに育ったのですが、実の親のことは知らない。
朝陽学園の催しにボランティアで来たのがきっかけで、大切な友達になっていました。

晴美の複雑な心境。
陽子の夫の選挙を巡る疑惑。
事務所内の力関係。
陽子の息子裕太が誘拐され、犯人からは「真実を公表しろ」という要求が来ます。
真実とは、何を指すのか?
警察には連絡したくても出来ない陽子は、晴美の手助けを求めます。
実の両親のことを調べて、ある事件の加害者だったらしいと気づいた陽子は…

この作者にしては意地悪過ぎはしない方。
それなりに十分読めますけど、何となく…微妙に食い足りないような?
ドラマは俳優の実在感があって、良かったかな。
原作の方は…最後の1頁は不要に思いました。(この段階では騒ぎを起こすのは迷惑では…?)

« 「特捜部Q ―キジ殺し――」 | トップページ | ピンクのダッフルコートのシティさん »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「境遇」:

« 「特捜部Q ―キジ殺し――」 | トップページ | ピンクのダッフルコートのシティさん »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

最近のトラックバック

無料ブログはココログ