フォト

おすすめ本

« 「真夏の方程式」 | トップページ | りっぱな雛人形 »

2013年3月 3日 (日)

「スーパーヒーローの秘密」

シャンナ・スウェンドソン「スーパーヒーローの秘密 ((株)魔法製作所)」創元推理文庫

素敵、素敵!
待望のシリーズ5作目。
ニューヨークに戻っての~魔法合戦のお話。

アメリカでは売れ行きが伸び悩んで発行のめどがたたず、日本で書き下ろし発行されたという。
妹タイプの健全なヒロインと、才能豊かだがシャイな彼氏という設定が、アメリカ人には大人しすぎるのかも?

MSI社に復帰する日、ちょっとドキドキのケイティ。
マーケティング部長に昇進して、独立した部屋を与えられます。
専属秘書の若い女の子パーディタは、そそっかしいけど。

ライバル社のスペルワークスが、しだいに販路を伸ばしている様子。
元社員で、技術を持ち出したイドリスはとらわれの身でしたが、なかなか真相を白状しません。
街頭で魔法を悪用した妙な事件が起こり、現場に何度も駆けつけたオーウェンに思わぬ悪評が立ちます。
オーウェン自身がたくらんだことかも知れない!というのです。

ケイティは元社長のラムジーに違和感を覚えますが、愛想が良く押し出しの立派なラムジーをオーウェン含めて皆信頼している様子。
あまり気の合わなかったキムだけが、同感してくれました。
マーケティング部長としては、ライバル社に対抗するため、大がかりなカスタマーカンファレンスを企画。
その席上が狙われそうな予感をいだきつつ…
オーウェンはかって魔法界で反乱を起こしたモーガン夫婦の遺児で、その血を引いて今再び陰謀を企み、マーリンを狙っていると糾弾されてしまいます。

オーウェン自身、捨て子だったらしく出生は知らない。
里親のイートン夫妻にじかに聞こうとはしないオーウェンを見かねて、ケイティが訪ねていくのです。
じつは親権は魔法評議会にあり、距離を置いて厳しく育てるように命じられていて、あまり愛情を示せば、オーウェンを取り上げられかねなかったのだという。
意を決したグロリア・イートンの威厳におされて、どんどん道が開くのも面白い。

いつものルームメイトや社の仲間達も、にぎやかに参戦。
オーウェンのいろいろな様子と、二人の想いが深まっていく様子も。
満足な読み応えでした。
普通の女の子が意外な才能を生かして頑張るっていうのは、少女漫画的かも。
可愛いロマンス物としても楽しめますが、うぶな二人なので~そういう描写の多いロマンスとしては期待出来ませんけどね。

これでいちおう完結?
でも続きも出ているらしい…♪

« 「真夏の方程式」 | トップページ | りっぱな雛人形 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「スーパーヒーローの秘密」:

« 「真夏の方程式」 | トップページ | りっぱな雛人形 »

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

最近のトラックバック

無料ブログはココログ