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2012年12月22日 (土)

「牛乳配達退場」

シャーロット・マクラウド「牛乳配達退場」創元推理文庫

懐かしいコージーミステリの人気作。
シャンディ教授のシリーズ10作目。
読むの、何度目かな~。
バラクラヴァ農業大学の教授達が濃い!
もう、面白くって…!

隣家の教授ジム・フェルドスターが、行方不明に。
酪農管理の大家で、牛乳配達というのは、好物のクリームを小さなバケツで毎日持ち帰ることからついたあだ名でした。
若い頃は美貌だったことを誇る妻ミレールはうるさ型で、教授がいくつもの友愛会に所属していて、しょっちゅう家を空けるのももっともだと皆に思われていたのですが。
近所の人も家に入れようとしなかったミレールですが、じつは高価で繊細な陶器でいっぱいだったことが初めてわかります。

おそるべき学長の命令で、事件の捜査を始めるシャンディ。
おりしも、シャンディ教授の家には、妻の友人で作家の女性カトリオーナが滞在していました。
かなり方向音痴の彼女が帰途につき、車を運転して誰も来ないような山道に迷い込んだところ、斜面で横転している車を発見!その中には?
牛乳配達の意外な家庭の事情が、だんだんと明らかに。

じつは事件ばかりの大学ですが~広々とした敷地、学長の理想が指導方針に貫かれ、研究成果による裕福さにも恵まれて、ある意味では楽園のようでもあります。
キャラが立っていて、舌鋒鋭いトークも愉快なシリーズですが、登場人物が増えてきて、みんなが喋りまくっている印象。
オールスターキャスト的なのは、これがシリーズ最後になるという予感があったからでしょうか。

結婚10年のシャンディ教授夫妻は、いまだにラブラブ。
どこにでも猫がいて、しかも当然のように大事にされているのが楽しい。

ブログを始める前に読み終わっているので、あまり感想を書いてありません。
マクラウドは、ぼちぼち読み直してご紹介しようかと。

作者は1922年カナダ生まれ、アメリカ育ち。
図書館勤務の後、コピーライターに。
1964年作家デビュー、1978年以降ミステリを主に書き続ける。
アリサ・クレイグ名義もある。
2005年82歳で死去。

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