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2012年5月22日 (火)

「ハゲタカは舞い降りた」

ドナ・アンドリューズ「ハゲタカは舞い降りた」ハヤカワ・ミステリ文庫

シリーズ4作目。
2004年に出ていたと気づかなくて。
どたばたに磨きがかかって、完全にコメディとして読めます。

メグ・ラングスローは鍛冶職人という珍しい仕事をしているのですが、手に怪我をしてしまいました。
ハンサムな恋人マイクルとは、遠距離恋愛中。
弟の職場に不審なことがあるというので、受付と交換台のバイトに駆り出されたのですが、これがまた…

弟ロブは気はいいけど、かなり風変わりで、たまたま「地獄から来た弁護士」というゲームで一山当て勢いで<ミュータント・ウィザーズ>というソフト会社を設立。
部下達のほとんどに天才と思われていますが、実はパソコンのことはわからず、ゲームのことすらよくは知らないのでした。

姉さんらしく~メグは、ついつい面倒を見てしまうことに。
若い社員をまとめるには「全員揃うまでピザとビールは頼まないわよ」と叫ぶメグ。
まったく野菜を食べない社員たちのために、トッピングにはブロッコリとピーマンを入れたのに、彼らは指でつまんで捨てている有様。アメリカ人て

会社のあるビルは、精神科医の診察室も入っていて、6人のセラピストが勤務しているため、電話も待合室も錯綜していました。
カーフィリーの町では、オフィスも住宅も物件が不足しているのですね。
そんな中を回ってくる自動メールカート。
これが、目に見えない塗料の上をたどって室内と廊下をぐるぐる移動していく物。
メールカートに死体の真似をした乗っていた社員のテッドが、本当に殺されてしまう!
テッドはいたずら好きでやっかいな性格のため、人に好かれてはいなかったけれど、殺すほどの動機とは?

社内に入り込もうとする怪しい人物たちの行状も、おかしい。
次のゲームの内容を少しでも知りたいと潜り込もうとするファン。
建物の中にやたらといる動物たちが虐待されていると勘違いした動物愛護運動家の獣医師など。
受付にハゲタカがいるのを、窓から解放しようとするのですが…

メグは明るいしっかり者だけど、少々ドジな所も。
有能な社員ジャックには言い寄られますが…?
弟を守るために奮闘します。

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