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2012年3月29日 (木)

「バースデー・ブルー」

サラ・パレツキー「バースデー・ブルー」ハヤカワ・ミステリ文庫

だいぶ前に読んだような気はしたんですけど~内容が思い出せなくて再読。
シリーズ8作目です。

40歳を前にしたヴィク。
事務所が入っているビルは取り壊しを免れないのを前提として、管理人がもはや何もしてくれないという状態で、孤軍奮闘。
安い賃料のところにいるしかない状態だったのです。
大事な年上の友人ロティを前作で危険に巻き込み、ぎこちない関係が続いていました。
警官の恋人コンラッド・ローリングズとはいちおう上手くいっていて、家族の集まりに招かれたりはしています。
けれどもヴィクが白人なので、黒人一家の母親には強く反対されていました。
コンラッドには、父を早く亡くした家の長男でただ一人の男子という立場もあったのです。

住んでいるビルの地下で、ホームレスの母子を見つけたヴィク。
警察に連絡すれば逃げてしまうと思われ、対応に苦心します。
ホームレス救済組織に相談するのですが…

大学の同窓生で教授にまで出世しているファビアンが、シカゴ大の恩師のためにホームパーティを開くので、しぶしぶ出かけるヴィク。
恩師には会いたいけれど、ファビアンはとうてい気が合うタイプではないのでした。
案内をしている女中かと思われた娘が、実は長女エミリーと知り、虐待の疑惑を持ちます。

彼の妻ディアドリは、ヴィクと同じボランティアグループにいました。
ディアドリは専業主婦ですが、ホームレスのことには経験があるので相談に乗ると言って、自らヴィクの事務所のあるビルまでやって来ます。
ところが、後に彼女が事務所で死体となっているのをヴィクは発見してしまう。
一体、何故?

ヴィクは女性建築家グループの企業支援のための調査を引き受けますが、調べていくと、どこかきな臭い。
一方、大口の依頼者であるダロウ・グレアムに呼び出されます。
彼の息子ケンが退学になったので、社会奉仕として認められる仕事を探してやるように頼まれてしまい、お気楽な若者ケンに何かと付きまとわれることに。

関わる事件が交錯し、ヴィクは連日のように違うことで新聞種になるという終盤に。
怪しい会社や工事現場に乗り込み、洪水が迫っている地下道にまで…!?
ブルーってどこが?と笑っちゃうぐらいの大奮闘。
確かに、苦さもあるけれど…救いもある。
みんなに祝われるバースデーで、締めくくり。

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