フォト

おすすめ本

« ありがとう | トップページ | 「赤い靴の誘惑」 »

2012年1月 4日 (水)

「3652―伊坂幸太郎エッセイ集」

伊坂幸太郎「3652―伊坂幸太郎エッセイ集」新潮社

2000年以来、デビュー10年間のエッセイをまとめたもの。
最初の頃に、賞の選考を待っていて結局、選ばれなかったときの様子もユーモラスに。
エッセイを書くに当たって、いろいろ工夫している様子も。
欄下の現在のコメントがまた、楽しい。

お父さんの話が面白いですね。
正義感が強く、世話好きで、健康療法マニア。
ドッグフードを常にポケットに入れている、それもばらで、出会った犬にすぐあげられるように。
何かとネタの宝庫のよう。登場人物の面白さに通じる所があるような。
出番の回数では劣るお母さんとしては、それが少し悔しいらしいとか。

デビューしてもすぐには仕事を辞めないように勧められていたそうですが、仕事を辞めて小説に集中したくなったそうで。
奥さんに相談したところ、「いいんじゃない?」と軽く言ってくれたとか。
なかなか。
ご本人は後書きを読んでから読む方だけれど、奥さんは後書きからは絶対に読まないとか。
「ごきげんよう、おひさしぶり」とでもいうべき虫が、苦手な話とか。
そうそう、それはわかる~。

「伊坂幸太郎がもてはやされるようでは」と嘆いていた作家がいたとか、、誰だろう?
自身も、他の素晴らしい作家を読んで欲しいと思っているとも。

子供向けの本はたくさん読んだけれど、その後に余り読まない時期があったとか。
赤川次郎さんも好きで。
大学時代に、大江健三郎にはまったとか。
北方謙三には、選考会で酷評されて落ちたときに「あとで俺の所に来い、話をしよう」と呼ばれて励まされ、それがなければ書くのをやめていたかもと。

気になる所をメモしておきます。
佐藤哲也、読んでないな、たぶん‥打海文三?知らない。
井伏鱒二の「ジョセフと女子大生」ってどんなのだろう。
作家じゃないけど、斉藤和義(あ、今は知ってる~!この本を読んだときには認知してませんでした)、武田浩三、三谷龍二‥
「エドウィン・マルハウス」読まなくちゃ。ローレンス・ブロックのこれも未読だな‥
何となくそんな気はしていたけど、読んできた物はかなり違いました。
世代と男女の違いもあるけど、それなのに読みやすいのはやや不思議なのよね。

島田荘司が好きで、読んでいなければミステリは書かなかっただろうというのは納得。アイデアを大事にしている所と濃いめの発酵具合に、ちょっと共通性があるわ。

長篇は「砂漠」1作を残すのみでコンプリートと気づきました。良く読んだわね~。
すぐまた次の作品が出るでしょうけど、ね。

ちなみに~
感想は「死神の精度」を2007年8月にご紹介したのを最初に~
「終末のフール」「オーデュボンの祈り」「重力ピエロ」「グラスホッパー」「ゴールデンスランバー」「ラッシュライフ」「フィッシュストーリー」「モダンタイムス」「チルドレン」「魔王」「あるキング」「SOSの猿」「陽気なギャングの日常と襲撃」「オー!ファーザー」「マリアビートル」「バイバイ、ブラックバード」の順。
右側のカテゴリ欄のname:伊坂幸太郎をクリックしていただくと、読めます。
あ、読んだけど、アップしてないのもあるわ…?

著作リストによると、長篇は~
2000年12月発行の「オーデュボンの祈り」に始まり、
「ラッシュライフ」
「陽気なギャングが地球を回す」
「重力ピエロ」
「アヒルと鴨のコインロッカー」
「チルドレン」
「グラスホッパー」
「死神の精度」
「魔王」
「砂漠」
「終末のフール」
「陽気なギャングの日常と襲撃」
「フィッシュストーリー」
「ゴールデンスランバー」
「モダンタイムス」
「あるキング」
「SOSの猿」
「オー!ファーザー」
「バイバイ、ブラックバード」
「マリア・ビートル」の順です。
初めて読んだ「死神の精度」は2005年の作品でした。

« ありがとう | トップページ | 「赤い靴の誘惑」 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「3652―伊坂幸太郎エッセイ集」:

« ありがとう | トップページ | 「赤い靴の誘惑」 »

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

最近のトラックバック

無料ブログはココログ