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2011年9月 5日 (月)

「時計を忘れて森へ行こう」

光原百合「時計を忘れて森へ行こう」創元推理文庫

高校生の女の子が主人公の日常の謎系ミステリ。
探偵役は、自然保護に詳しいレンジャーの青年です。

八ヶ岳の南麓に広がるシーク協会の土地。
引っ越してきたばかりの高校生・若杉翠は、高校の校外学習でその地を訪れました。
森や牧場を含み、教会まである自然公園なのです。
家がある清海にあまり近いので、つまらない気がしたのですが…

翠が時計を落として探していたら、森に入り込んでしまい、木の治療をしていたレンジャー(自然解説指導員)の深森護(みもりまもる)に出会います。
20代後半で中肉中背、地見目だが感じのいい深森。
深森の親身な解説に共感した翠は、すっかり気に入って何かと通うことになり、ボランティアも始めるのでした。

高校のクラスでは、優秀な冴子、明るい恵利、恵利とケンカ友達の桂木君と仲良くなります。
ところがある日、恵利が先生に殴られた所に行き会い、冴子は教育委員会に訴えると言い出すのですが…?
一体どんな事情があったのか。
深森が解き明かしてくれるのです。

第2話は、シーク協会で結婚式を挙げるはずだったカップルに起きた悲劇。
思いがけない事情が隠れていた?
第3話は、ゆうゆう倶楽部という冬場のキャンプで知り合った女性が入院したと聞いて…?

1998年の作品。
清海て、清里がモデルなんでしょうね。
基本は高校生の視点で入りやすい。
自然についての話が多く、景色や植物、生き物たちと共に、そこを護ろうとしている人たちも、優しい生命力を感じさせます。

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