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2011年9月21日 (水)

「山猫」

ネヴァダ・バー「山猫」福武書店

聞き覚えだけはある作者名。
ミステリ作家のリストを見ていて、何冊も出ていたことに気づいて、読んでみました。
1993年、現役のパークレンジャーが書いた処女作。

40近いアンナ・ピジョンが、主人公。
夫を事故で亡くして、テキサスのグアダルーペ山脈国立公園に移ってきました。
以来、やや孤独がちですが、自然と動物たちを愛し、一人で山の見回りをするカッコイイ女性。
今では年下の恋人もいます。エコロジストのロへリオですが、結婚までは考えられない。
ニューヨークに住むカウンセラーの姉モリーに電話するのが、習慣。

ピューマ20頭に付けた発信器が外れたか、ピューマが遠方へ去ったかで、行方を突き止められなくなっていました。
痕跡を探して山を歩いている途中、アンナは法執行レンジャー仲間のシェイラの遺体を発見。
担当地区は違うのだが。ピューマに襲われた傷跡がありました。
人を殺した個体を排除するために、ただちに狩猟チームが組織されます。
レンジャー一人で行動するのに水も持っていないなど、不審な点があるのに、簡単に片づけられそうになります。
ピューマは殺していないのでは?
シェイラは赴任して7ヶ月ですが大胆な企画を出して問題になるなど、やり手でした。だが、殺すほどの理由があるかというと…?

自分で事情を探ることにしたアンナは、公園管理局のタイピストのクリスティナと親しくなります。
幼い女の子と暮らしている離婚女性ですが、シェイラとは親しかった様子。何か知っているのではと疑って怒らせてしまいました。

パークレンジャーというのは、法執行官なんだそう。
広大な地域なので、スタッフは大勢いるんですね。
夏期だけの臨時職員も多いとか。
女性も何人もいるけど、少数派。
山猫というのは、自然公園にいる猫科動物のこと。
ピューマは猫科の大型獣の中でも、豹より猫に近いのだそう。喉を鳴らす構造になっているんだそうです。
主人公を含む女性パークレンジャーのことも指しているのかも知れません。

経験が生きていて、綿密な描写。
構成もしっかりしていて、素人臭さはありません。
けっこうハードな展開になるので、この続きってどうなってるんだろ??

予約投稿しておいた記事の中から、ぼちぼちアップしています。
これ、6月に読んだ本なので~
いい加減に解凍したい…みたいな(汗)

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