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2011年5月16日 (月)

「アリアドネの弾丸」

海堂尊「アリアドネの弾丸」宝島社

お待ちかねの田口・白鳥コンビの医療物。
東城大学付属病院で、エーアイが中心となる事件が起こります。

またしても高階病院長に大役を押しつけられる~人のいい田口公平医師。
不定愁訴外来でのんびりやっていくことしか、望んでいないのですが。
死後画像診断センター(エーアイセンター)のセンター長に任命されたのです。

同僚で友人の島津吾郎が放射線科の専門家なので、島津が実際の長となるようなものと思えばいいか~などと呑気に考えたのでしたが…
副センター長がつぎつぎに任命され、それが田口よりも大物ばかり。

エーアイについて基礎知識を教えてくれた技術者の友野が、急死。
しかも、副センター長の一人が、射殺され…?!
思わぬ事態へと発展します。
エーアイを推進するどころか、病院の評判も、がた落ちになりかねない。
医療の介入を警戒する警察側の陰謀があるということは、読者にはわかっているんだけど…それがどこまで、どうやって?

田口が白鳥の謎解きをただ待っているだけという状態なのが、やや物足りないけど。
ワトソン役にしてもねえ…?
一緒にじりじりと待つ読者の気持ち

白鳥と彦根、桧山シオンが活躍。
ちらほら他の作品に登場した人物も姿を見せます。
「螺鈿迷宮」の面々も…きな臭い予感が!
あちこちに散らばっていた面々が、日本医学界の危機に関わる事態に集結してくる面白さがあります。

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