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2010年11月 9日 (火)

「ペニーフット・ホテル受難の日」

ケイト・キングズバリー「ペニーフット・ホテル受難の日」創元推理文庫

20世紀初頭の佳き時代を舞台にしたミステリです。
シリーズ1作目。

ペニーフット・ホテルの女主人セシリー・シンクレアは、夫を亡くして半年。
静かな田舎町バジャーズエンドにあるホテルは、隠れ処的な人気を博していました。
時は1906年、エドワード王の御代。
女性達はみな優雅さのある長いスカート姿ですが、婦人参政権運動も始まっており、新しい息吹もありました。
少女の頃は、実はおてんばだったセシリー。子供を育て上げ、夫を見送ったセシリーにも、新たな生活が?

女性が仕事をするのは、まだまだ異例なこと。
夫の遺言でホテルを続けることにしたものの、どこまで出来るかは未知数。
頼りになる召使いと常連のお客様に支えられ、優雅な女主人役はこなせるようになってきたところ。
そこへ起きた事件!

週に一度の催し物担当のフィービは、セシリーの友達で、牧師の未亡人。
今週はアラビアンナイトがテーマで、活人画用に借りた大蛇のヘンリーがカゴから逃げ出してしまったことを発見!どこかをさまよっている…?
そういうおかしな大問題もありつつ…

屋上の煉瓦がゆるんでいたので、セシリーがとりあえず立て看板を掛けたのに、なぜかそれが外されていて、そこから滞在客が転落死。
村の警官はあまり頼りにはなりません。
下手をすれば~スキャンダルになってホテルには命取りになりかねない!?

探偵を始めたセシリーを心配して見守る~謹厳実直な支配人バクスター。
ホテルを手伝ってくれる対照的な友人たち。
ホテルでのひそかな逢瀬に~入り乱れる恋人達。
さぼったり噂したりする~新米の女中達。
はたして、お忍びで泊まっている謎の客は、誰?
にぎやかな開幕です。

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