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2010年7月 6日 (火)

「食べて、祈って、恋をして」

エリザベス・ギルバート「食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探求の書」武田ランダムハウスジャパン

小説家の作品なので、小説的な流れの良さ。
実体験を書いた物だけど、テンポ良く、距離感があって、読みやすいですよ。
たぶん、女性なら、どっかで共感できるのでは…

若い頃に結婚し、小説家として名をなし、大きな家に夫と住んで、30になったら子供を育てるつもりだったのに。
その時期になってもまったく欲しくならない、結婚生活をやめたい自分に気づいて~毎晩、浴室で泣く有様が半年続いたという。

夫は家を出ましたが、離婚には同意しないまま。
泥沼離婚末期と同時期の泥沼恋愛、そこから飛び出して、イタリアとインドとインドネシアへ4ヶ月ずつ滞在。この時は34歳に。
あら筋だけを書くと~やや引かれそうなぐらいなんだけど‥果敢で正直なのが、さわやかさを感じさせます。率直に深く、物事を見つめる人ですね。

イタリアでの美食三昧はすごく楽しい。絵やファッションには興味がないのだそう。ひたすら食べる、あとは書く。
友達にも恵まれ、たくましい母や姉ともあらためて話をし、別な一面を知るという経験も。
元気と体力をつけて、インドのヨーガ修行へ。

うつ状態から段階的に抜け出していくのが励まされます。
インドでの修行は本格的で、早朝から起きて詠唱。
日中は仕事を割り当てられ、大理石の床を磨く係に。この仕事は失敗しても問題が起きないので、インドの若者が多く、地元の話を聞いたりすることもできるのでした。
毎日瞑想するのは大変そうで、最初はうまくいかないのですが、見事に試練を乗り越え、ついには神秘体験も。

「テキサスのリチャード」というアメリカ人には、仕切り屋と鋭い指摘をされ、「爆食」とあだ名もされる。
食事はカフェテリア式で菜食だけれど、おかわりできるんだそうです。
最後の方では、瞑想に来た滞在者の世話をする係に。

さらにバリ島で、占い師の老人クトゥのもとへ通い、美しい家を借り、年上の優しい恋人も出来るという楽しい展開に。
スピリチュアルなのに笑いっぱなし、というコピーも納得。
おひとりさま女性の心をわしづかみにし、世界700万部突破のベストセラー。
作者は大学卒業後、バイトをしながら投稿し、デビュー。
2003年に旅行して回った体験を、2006年に発表。
2010年には、その後の事を発表するとか。

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