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2010年6月26日 (土)

「翡翠の家」

ジャニータ・シェリダン「翡翠の家」創元推理文庫

気楽に読めるコージー・ミステリのシリーズ一作目です。
ヒロインは、27歳のジャニス。
ホノルルの女子学生寮で事務を担当していましたが、書いた小説を本にして貰えることになり、ニューヨークに出て来ます。

住む家もないので広告を出したところ、リリー・ウーという中国系の娘からルームシェアしようという連絡が。
彼女は何と、勤めていた女子学生寮にいた学生でした。
この出会いに親しみも感じて、きれいになったリリーに好感を抱くのですが…?

かっての事業家の邸宅が、今はアパートとしてシェアされていました。
二人用の豪華な寝室に住みたがっていたリリーと一緒に、ジャニスも移り住むことに。
そこに集まって住んでいるのは~芸術家達でした。
ハンガリーから亡命してきた画家、子供向けの絵本作家の女性、ラジオドラマの声優兼売れない歌手など。
着くそうそう、リリーが何者かに殴られ、何か秘密があると気づくジャニス。
そのうえ、新しい管理人が地下で死体となって発見されます。
その男は一体…?

ニューヨークではきれいに変身しようと計画していたジャニス。
屋敷に半ば軟禁状態となりつつも、気を取り直して、事件捜査のただ中に美容院へ行ったり、おしゃれな女同士のお喋りも楽しい。
戦後間もない時期の作品とは思えない~感度の良さ。
当時の雰囲気を出そうとした最近の物かと思いました。
最近の作品なら~もう少しは描写が細かいかも?ってぐらい。
当時としては、仕事して自立しようという女性は、かな~り生きが良くて頑張ってる感じだったんでしょうね?!

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