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2010年3月 5日 (金)

「深山に棲む声」

森谷明子「深山に棲む声」双葉社

民話的な雰囲気のあるファンタジーです。
村人は深山には決して入ってはいけない、と言われている村。
いったん入ったら、人間らしく生きていくことは出来ない…?
祖父に育てられた少年イヒカは、美しい花を求めて深山に迷い込んでしまいます。
そこでババと名乗る女性と、隠すように育てられていた少年に出会います。

村とは距離をおいているイヒカの生い立ちとは。
北の国の婚約者から逃れるために旅に出た娘を待っていた意外な運命は…?
様々な人の人生が交錯します。

北の国というのはどこだろう…国籍不明ですが、途中から名前が漢字になるあたり、古い時代の日本らしい雰囲気。
追っ手を逃れて移動したり、隠れ住んでいる人に狙われたり、山奥にいつしか村が出来あがっていったり。
予想外なぐらいダイナミックに~時代が動いていきます。

こういう物も書けるんですね~児童文学的なテンポなのですが、子供向けにしてはちょっと難しい、不思議な味わいでした。
染め物をする女性が出てくるあたり、この作者らしい。

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