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2010年3月25日 (木)

「ルイザと不穏な休暇」

アンナ・マクリーン「ルイザと不穏な休暇」創元推理文庫

若草物語の作者ルイザ・メイ・オルコットを探偵役にしたミステリ。
シリーズ2冊目になります。

前作の事件の疲れを癒すべく、伯父の住む田舎へ引っ越して、一家を迎える準備をしたルイザ。
引っ越したのは史実通りのよう~環境が変わって、また面白いです。
豊かではないけれど、父親は高名な哲学者、教育家なので、それなりに社会的地位があるんですね。
理想家で、次々に試みることに家族は振り回されがちなのですが…

事件はけっこうとんでもない。
広大な自然の中に家が点在する田舎の村で、意外にいろいろな葛藤があるのでした。
その上、隣の一家が何か怪しげなのです。
色気たっぷりの主婦、行商に行ったきりのその夫、態度の悪い息子、車椅子の祖父。
ルイザは次第に怪しみ始めるのです。

父の古い服を着て、誰もいない山野をジョギングするルイザ。
当時ブルーマー夫人の考案した活動的な服は存在しましたが、まだ誰も着用はしていない頃。
大きくふくらませたスカートを着て何でもするので、汽車での移動は大騒動。
ピクニックに行ったら風でまくれ上がって間が悪かったとか。

母のアッバのしっかりした性格が、存在感をぐっとましました。
遠方で教師をしていた姉アンナも戻り、妹たちのエピソードも前より多くて楽しい。

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