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2009年12月 8日 (火)

「光」

三浦しをん「光」集英社

三浦しをんが大人っぽい手堅さを見せた作品。
推理を楽しむ小説ではありませんが、犯罪小説というのか…

牧歌的ともいえる島の暮らしから始まります。
村一番の美少女と密かな関係を持つようになったばかりで、すっかり夢中な少年、その少年になついて付きまとう男の子は父親に殴られている…
じりじりとゆっくり進みそうな人間関係。

ところが、津波に襲われて、村が一気に壊滅してしまうという無惨な一大変化が起こります。
生き残ったわずかな大人と、3人の子供達の運命。
特異な設定でスタートし、大人になってからは一見普通な生活を築いているようなのですが、これがやはり過去が追ってきて、一筋縄ではいかないのでした。

けっこうありそうな人間の愚かさや弱さも交えつつ描いて、構成はがっちり。
キャラクターの造形もしっかりしています。
あまり感じのいい人物がいないのが~文学的?
2008年11月発行。

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