フォト

おすすめ本

« お人形の靴とランジェリー | トップページ | 「獣の奏者」 »

2009年12月21日 (月)

「モダンタイムス」

伊坂幸太郎「モダンタイムス」講談社

近未来を舞台に描く~伊坂幸太郎の作品。
青年訓練制度(徴兵制)があることになっている他は、それほど社会全体が現代と変わった様子はありません。最初のうちは。
ところが、主人公の巻き込まれる運命は、一体全体どこへ転がるのか?って感じでどんどん展開します。

突然、見知らぬ男に捕まって殴られる主人公の渡辺。29歳。
4年前にも同じ事があり、それは浮気を疑った妻の依頼だったのです。
美しい妻の佳代子は怒ると恐ろしい女で、かっての夫が一人は死に、一人は行方不明という…?!

会社では、勝手な采配をする困った上司・加藤課長に、いきなり全く別な仕事に回されてしまいます。
渡辺がしかたなく、部下の大石倉之助と共に出向いた会社のサイトは、謎だらけ。
依頼者に会うことも出来ないまま、暗中模索を続けます。
播磨崎中学校事件に何か関係がありそうなのだが…
その事件とは、教室で生徒と教師が殺害され、用務員だった永嶋丈が乗り込んで解決したために英雄となり、国民的な人気を博したのでしたが…

友達の作家、井坂好太郎といういい加減な男も登場。
女好きでだらしがないという人物設定は、別に似せたわけではなさそうで、他の作家に似た名前だと困るからかな?
スリリングな展開で読ませます。

「ゴールデンスランバー」と同時期に書いていて、エンタテインメント性の強い「ゴールデンスランバー」よりもダークな、ある意味、裏側の話のようなものらしいです。
2008年10月発行。「モーニング」連載。

« お人形の靴とランジェリー | トップページ | 「獣の奏者」 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「モダンタイムス」:

« お人形の靴とランジェリー | トップページ | 「獣の奏者」 »

2019年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

最近のトラックバック

無料ブログはココログ