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2009年9月12日 (土)

「古時計の秘密」

キャロリン・キーン「古時計の秘密」創元推理文庫

少女探偵ナンシー・ドルーものが、文庫で出ているんですね。
これが第一作だそうです。
ずっと前に、何冊か読みましたが…どんな話だったのか思い出せません

ナンシー・ドルーは、金髪に青い目の、18歳の高校生。
父は弁護士。
母はもう亡いのですが、頼りになる家政婦さんがいます。
急に亡くなった老人の遺産を、短期間預かっていただけのお金持ちが独り占めにしようとしていて、生前に口約束はされていた善良な人たちは困っていました。
それを知ったナンシーが、どこかにあるはずの遺書を探し出し、遺産を貰えるはずだった人たちに渡そうとします。

時代色が出ていて、古き佳きアメリカのイメージ。
楽天的な印象です。
ナンシーは頭の回転が速く、正義漢が強くて、行動的で、勇敢。
危険な行動も冒険の要素として描かれ、結果的に上手くいくので、あまり叱られないところが夢物語なのかなぁ?

カラフルで綺麗そうな~きちっとしたよそ行きを次々に着ていて、なんだかバービー人形のような印象もありますね。
子供向けなのでしっかり勧善懲悪で、ほとんどはいい人。そして、数少ない悪いヤツは報いを受けるお話になっています。

一人の作家が書き続けた物ではないんだと、初めて知りました!
1930年にエドワード・ステラトマイヤーが始めた工房によるもので、ナンシー・ドルーのシリーズを書くときに使われるペンネームがキャロリン・キーンというわけ。
年代的に大恐慌の後なので、まずお金の問題が出てきたのかしら…
初期の56編はオリジナル・クラシックと呼ばれ、その後も現代まで書き継がれているそう。
この文庫は2007年11月発行。

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