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2009年9月27日 (日)

「夜ふかし屋敷のしのび足」

コニス・リトル「夜ふかし屋敷のしのび足」創元推理文庫

軽いタッチのロマンチック・ミステリ。
コニス・リトルは、姉妹のペンネームで、儲けた後はさっさと隠退して世界旅行に行ったとか。

世間知らずのお嬢様カリーが、友達のために、メイドとしてお屋敷に潜入することになってしまう。
友達には、親の許さぬ恋のアリバイを作ってくれた恩があり、彼女が離婚訴訟のために必要とする手紙を、夫の書斎から取り返して欲しいというのだ。

メイドの仕事なんか、客間に羽根のはたきをかけるだけと説得され、街で一番素敵な制服を買って貰って、田舎の屋敷に入り込むのですが…
当然ながら、はたきをかけるだけなんて、大違い!
出来ない料理を任されてものすごく時間がかかったり、不審の目で見られながら、慣れない家事に追われます。
新入りのメイドなのに、朝から勝手にゆっくりお風呂に入ったり、たばこを吸ったり、呆れられながら次々に思いつく言いわけもおかしい。

ところが殺人事件が起きて、偽名エレンで潜り込んだカリーは、二重三重の嘘をつくことに。
田舎の孤立した屋敷ですが~ハンサムな男性はけっこう何人も滞在しているし、魅力的なメイドのエレンに、皆が声をかけてくるのです。
メイドの制服は、この頃のお屋敷でもふだんは誰も着ない~妙に目立つ代物だったらしいですが。

屋敷の主人アラン(友達のダンナですね)はすぐに正体を怪しみ、反発し合うのですが、そのアランとも、なぜか…?
おしゃれで、古きよき時代を思わせるというか、まさしくその時代に書かれた作品。
ヒットメーカーだけあって、細部の謎めいた展開が、けっこう読ませますよ。

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