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2009年8月27日 (木)

「イノセント・ゲリラの祝祭」

海堂尊「イノセント・ゲリラの祝祭」宝島社

現役医師にしてミステリ作家のヒットメーカー海堂さん。
「バチスタ」以来、いちおう主人公の田口公平医師が、迷コンビ?白鳥の要請で、厚労省の委員会に引っ張り出されるお話です。

ややこしい委員会は目標を達成もしないうちにすぐに収束しかけ、まごつく田口。
実は次々に仕掛けられた予定があり、陰の立て役者は、他にいました。
かって医師のストをもくろんですっかり警戒されている男・彦根。
解剖が2%しか行われていないので、エーアイを本格的に導入すべきだと。
AIは遺体をCTスキャンにかけるもの…で、いいのかな?
海堂さんが主張しているおかげか?最近新聞などにも出ていたような気がしますが。

解剖は費用もかかり、家族もすぐには了承する気持ちになれないことも多いというのは、そうだろうという気がします。
そうすると、後になって問題視されても、証拠がないので何も証明できないということになってしまう。
しかも、結果がまとまるのに何ヶ月もかかるんだそうです。人手不足ってこと?
医療現場でのやむを得ない事態は、医学知識のない警察には裁けないと著者は断言しています。
医師不足、医療崩壊の事態に対する提言。
という趣旨はもっともなような気がしないでもないけれど…

他の作品に登場した人物がクロスオーバーして次々にちらっと登場するので、これはどの作品の時点?なんに出た誰だっけ?というマニアックな興味は持てます。
小説としての形をとった提言?
小説としての面白さは中ぐらい…??

しかし、厚労省の役人って、ホントにこんなにひどいわけ…?
だったら、知ってる人はもっと提言してくれてもオッケーかもね!

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