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2009年6月22日 (月)

「ネクタイを締めた海賊たち」

浜矩子「ネクタイを締めた海賊たち 「元気なイギリス」の謎を解く」日本経済新聞社

国際経済学のコメンテーターとして活躍する著者は、1952年東京生まれ。
金融恐慌を予言した人の一人の著作ということで、読んでみました。
子どもの頃に親の転勤で4年間イギリスで暮らし、ドレイク船長に憧れたとか。

大航海時代、国家に認められた海賊がいた時代の~冒険精神豊かだったイギリスの歴史から、英国魂をひもといていきます。
戦後福祉に傾きすぎて硬直した?イギリス病の深刻さがありありと描かれています。そして、それを解決しようとしたサッチャーの荒療治も。
それらも今は昔、となりかけた時期。

マズイので有名だったイギリス料理も、各国の良さを取り入れて、すっかりモダン・ブリティッシュ料理として美味しくなったそう。
クール・ブリタニアという言葉が流行ったそうだが、そうでしたっけ?
ジョン・ガリアーノがディオール、アレクサンダー・マクイーンがジバンシー、ステラ・マカートニーがクロエと、イギリス人が次々にフランスの老舗ブランドのデザイナーになったのは確かですね。
イギリスのメジャー産業は今や~ファッションとメディアという時代に突入したんだそうで。

トニー・ブレアが首相になったばかりという~ちょっと前のイギリスが舞台なので、最新情報ではありませんが。
歴史の動きのふしぎさ…
才気ある女性の筆致が元気で良いです。
ミスター・ビーンの分析や、寅さんに似た性格のキャラがいるなど、ちょっとした面白い情報も。
98年7月発行。

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