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2009年6月 8日 (月)

「フィンランド豊かさのメソッド」

堀内都喜子「フィンランド豊かさのメソッド」集英社新書

森と湖の国・フィンランドに留学し、フィンランドの企業に勤めている筆者。1974年長野県生まれ。
経験から語るフィンランドの豊かさとは?

経済協力開発機構OECDによる生徒の学力調査PISAで、なぜフィンランドは一位と優秀だったのでしょうか?
伝統的に教師が尊敬される職業で、教師の質が非常に高い。というのは昔の日本はいくらかそうだったかも?
そして、かなりの少人数学級。
さらに副担任もいて、ついて行けない様子の子には教えて回るので、落ちこぼれが出ないそうです。そのために底辺がレベルアップしているんですね。
これはあれですよ、鳩山氏が例に挙げた落ちこぼれを作らない教育方法ですね。
国情が違うので、日本がそっくり真似は出来ないでしょうけど…今より少しクラスの人数を少なくした方がいいのは、当たり前!

私立の学校はなく、偏差値もないとは。
大学までの教育費は、事実上無料。福祉国家はこうでなくては?
それどころか学生には生活費が支給されるんだそうです。しかも、安価に医療も受けられるようになっているとか。
学年ごとに何を学ぶかなども自由すぎて~自分の受ける講義を選択するのが大変なほどだという自由さに感心するほかありません。

フィンランド語はほかのヨーロッパ言語とかなり違うそうですが、小学校から英語を学ぶので語学能力は一般に高いという。
500万という人口の少なさにも驚嘆…
それだけにレベルを上げようと一致団結して事が運んだのかな。上手くいけば、まとまりがいいということでしょうね。
2000年と2006年に直接選挙で選ばれた初の女性大統領ハロネン。人気があるそうですが、女性の進出は次第に進んだので~割合最近のことなんですね。

フィンランド人はいわゆる外人のオーバーアクションではなく、話すときの抑揚も大きくなくて、日本人とはお互いに気楽とか。
コーヒー好きで、インスタントは全く飲まないとか。酒飲みにはコーヒーが合うのかしら?
世界一マズイと言われるお菓子サルミアッキに苦笑。
わかりやすく描かれています。
2008年7月発行の新書。

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