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2009年5月12日 (火)

「臨場」

横山秀夫「臨場」光文社

ドラマ化されるので、その前に読んでみました。
凄腕で知られる検視官・倉石義男が主人公。
L県警で、腕の確かさを知られ、終身検視官の異名を持つ警視・52歳。
痩身で職人気質、ヤクザのような物言い。

といっても視点は他の人で、次々に変わります。
その人が事件にどう関わるかわからないのが、スリリング。
組織の縄張り意識や対立、記者との駆け引き、事件に個人的な関係を持つ刑事など…どう転ぶかわからない~変化に富んでいます。
比較的抑えめの文章で、ばさばさと切り込んでくるような内容。
揺さぶりをかけてくる展開が面白い。

検視官というのは解剖はしないようので、アメリカで言えば~検死官のスカーペッタよりも、鑑識のリンカーン・ライムに近いのかな?
といっても、CSIのような水も漏らさぬ鑑識という感じではないけれど。
日本のドラマのテンポで、事件物を45分にまとめるのは大変そう。
事件数がそんなにないのは、あらたに創作?
これまでの所はかなり、原作に忠実です。どうなるのかな…

ドラマは内野さん主演ということで~原作よりは少し若々しく、まともに見えます。
とても優秀で、まあ人あたりはぶっきらぼうで、辛い過去もあるようだし、雰囲気は組織からはみ出しそうだけど、人の良さそうなのがありあり。
辛いことも知っている、力を尽くすことも知っている、目の表情がいいですね。
家にやたらと植物をおいているという設定になっていて、話しかけて可愛がっています。
おそらく妻を亡くした後、いっさい捨てられなくなり、ひたすら増やしているのかな…?
「根こそぎ拾ってやる」というのが決めのセリフですからね!?

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