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2009年3月14日 (土)

「生きさせろ!難民化する若者たち」

雨宮処凛「生きさせろ!難民化する若者たち」太田出版

2007年3月発行。
若者がおかれた現状の悲惨さを、具体的なインタビューで構成。
不安定な層が4割というのは、個人の責任ではなく、社会問題というのは全くその通り!
法律を改正した時点で、格差をよしとする方向にしてしまったんですよね。
それだからこそ、また法律や制度を変えることで、方向転換は出来るはずなのです。

派遣といえども、明日から来なくていいとだけ言って首を切れるものではないこと。
労働法などを知らなすぎて不正をされる場合もあるので、そういう知識ももっと広めるべきですね。
一人では立ち向かえない場合、一人でも入れる労働組合や、相談に乗って貰える組織があることなど書かれています。不安定な状況の人は、そういうことも知って下さい。
最近またこの不況の程度がひどくなったので、相談の人手も足りないのではと心配ですが…

今の社会を作った責任のある人間も、ここまでひどいことになるとは思っていなかったんじゃないかと思いますが…
どうかな。
勝ち組だったら、うまくいかないのは努力が足りないとか、苦労しているのはごく一部だとか思ってしまって、鈍感なままかな?
世の中の空気が悪くなれば、犯罪も増えるし、いじめもなくならない。自分も嫌な思いをすることになるんだけど。

不満ならもっと声をあげたらどうなんだ、と思う中高年もいるのかな?
若い人も、仕事がうまくいかないと、自分の力が足りないと思って自分を責めてしまう傾向があるらしいです。
引きこもりも、社会に対する抗議行動かもしれない、と作者。
この社会に対する究極の拒否?
その上、いまだに多い振り込め詐欺は、就職の一種みたいになってきてるのかも知れませんね?!

まず、生きる権利を守る国であって欲しいと思います。
健康で文化的な、幸福な生き方があたりまえに出来るように。
セーフティネットは優先して、しっかり作るべきでしょう。

自分もうかうかしていられないという気分にはなるのですが。
若者ではないけど、不安定な大変さはよくわかる!というか、人のこと心配している場合じゃない!?っていう状況なんで…
つい目の前のことに振り回されてしまいます。
う~ん…

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