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2009年1月31日 (土)

「ブランケット・キャッツ」

重松清「ブランケット・キャッツ」朝日新聞社

2003年掲載作を2008年8月単行本化。
二泊三日で猫をレンタルする店があるという設定。
なじんだ毛布と一緒に貸し出すので、ブランケット・キャッツというわけ。

もちろん、人見知りしない、違う場所へ行ってもパニックにならない、気だての良い猫ばかりのはず…猫でそんなのはめったにいない~私の知ってる猫では、せいぜい1匹ぐらいだけどね。
うちのだったら、店で暴れ、隅っこに隠れて出てこないでしょうね…

子どものいない夫婦が猫を飼おうか迷って、試しに預かってみる話。
助手席に馴染みの大きなメインクーンを乗せては旅に出る女性の、最後の旅。
家を手放す前に家族の思い出を作ろうと、猫を借りる話など。

ぼけかかったおばあちゃんに猫が死んだと言えずに、そっくりな猫を借りる話では、結婚を前にして迷う孫娘の心境がリアルで、なかなか良い味わい。
全体にちょっと哀しいが、どこかひょうひょうとした余裕もあります。
ツボをつついてくれる所もあるので、なかなかいい感じ。

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