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2009年1月24日 (土)

「春を待つ谷間で」

S.J.ローザン「春を待つ谷間で」創元推理文庫

ニューヨークの私立探偵リディア・チンとビル・スミス。
交代の視点で描く趣向のシリーズ・第6弾。
どこまで読んだかわからなくなって~ご無沙汰していました。
今回はビルの視点です。1999年の作品、2005年8月発行。

晩冬、ビルはいつも休暇を過ごすための小さな山小屋を持つ郡へ、初めて仕事をしに出かけます。
仕事を依頼してきた女農場主のイブが、じつは正体を隠している有名な画家だったと知るのでした。
酒場を経営するトニーの家の地下で死体が発見され、トニーの弟で無鉄砲なジミーが疑われます。
トニーとジミーとは長い付き合いで、かってジミーが逮捕された窮地を救ったこともあるビル。
弟のようなジミーのために立ち上がるビルだが…?

石切場も閉鎖されて将来が見えなくなっている田舎町という~暗めの舞台設定で、その割にタイトルは何だか優しすぎるかなぁ?
ジミーにしっかり者のガールフレンドがいたりと、ほほえましい面も。
途中でリディアも参加、イブの用心棒として滞在します。
今まではリディアの知らない世界だったビルの一面がわかり、微妙な二人の距離がまた少し近づいたような~?

リディアの視点の次作がもう刊行されているので、そのうち読むつもり。
どちらかといえばリディア視点の作品の方が、個性的でぴりっとしている気がします。
ビル視点だと割と普通のミステリになるのね~でも感じは悪くない、安全パイですよ。
作者はリディアそっくりらしい。小柄で勝ち気な中国系ってことですね。
大男で無骨だが心優しいビルは、対照的で~だから好みなのか?ある意味アニムスアニマってやつなのかしら? 

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