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2008年11月19日 (水)

「日本語ぽこりぽこり」

アーサー・ビナード「日本語ぽこりぽこり」小学館

日本語で書かれた達者な文章に驚きますが~フツーの日本人より、言葉に関心と才能があるんだから、当たり前!?
内容も鋭く、知性とユーモアに満ちています。

芭蕉の句の翻訳が妙だったという指摘など、笑えます。
How silence!がしずかさや、っていうのもなかなか目の付け所はいい訳だと思うのですが…難しいもんですね?

ぽこりぽこりというのは、漱石の残した手紙の中にある言葉で、ぼこりぼこりという異説があると知って、著者は驚いたんですね。
けっこう句のイメージが違ってしまうのだが、原文が残っていないため(達筆すぎてわかりにくかったのか?)確定できないという…

マーク・トウェーンゆかりの地を訪ねての旅行記なども面白いです。
ラニヤップという「おまけ」を意味する表現とか。
ヴェネツィアとアメリカ南部に共通する中庭文化とか、ねえ~様々な切り口のエッセイが楽しいですよ。

作者は1967年、米国ミシガン州生まれ。卒論で日本語に出会い、魅了されて来日。日本語での詩作と翻訳を始めたとか。
2001年、詩集「釣り上げては」で中原中也賞を受賞。
Web日本語に連載中。
この内容は2000~2004年に書かれたもの。2005年発行。

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