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2008年10月12日 (日)

「女王国の城」

有栖川有栖「女王国の城」東京創元社

2007年9月発行。
江神二郎シリーズとしては4作目。
3作目から15年7ヶ月たっているそう。

有栖川有栖ら英都大学推理小説研究会のメンバーは、急に姿をくらませた江神先輩を追って、レンタカーで木曽路を走り、UFOが見えるという人類協会の本拠地・神倉へ。
会祖が宇宙人を見たという洞窟の前に作られた、人工的な町の奇観に驚きます。
今は、会祖の姪にあたる若い女性がトップなので、女王国というわけです。
カルト教団と思うと怖い話になりそうです…が、建物のセンスが万博のようとか、妙に軽いのが受けて盛んになった団体というのが、ちょっと笑える。

ガードの堅い本部の受付で、江神は三日間の瞑想中と最初は面会を阻まれ心配するのですが、誤解が解けたのか?翌日には会えることに。
村では11年前に未解決の事件もあり、以来ずっと気にかけている元刑事も滞在していました。
事件の話を聞いて、思わず推理を始めるメンバー。
江上には会えたものの、やはりどこか問題ありげな様子。そうこうするうちに閉鎖された空間で、連続殺人が…
警察に届けることを拒む協会に閉じこめられてしまいます。さて?!

江神って、まだ大学を卒業してなかったのね~!?
この頃の探偵さんはみんな髪が長いのねえ。
バブルが崩壊しかけている頃って、何年前だろう?
作者は1959年大阪生まれ。
1989年「月光ゲーム」でデビュー。
昔読んだのがどれだったか、しかとは覚えていませんが…

力を入れて書いたことがうかがえるバランスのいい作品だと思います。
いつも何となく明るい雰囲気のただよう~読みやすい文章に好感が持てます。

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