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2008年7月18日 (金)

「ブランディングズ城の夏の稲妻」

ウッドハウス「ブランディングズ城の夏の稲妻」国書刊行会

2007年9月発行。原著は1929年。
ウッドハウス・コレクションで、ジーヴス物はもう8冊も出したんですね。
4冊ぐらい読んだのかなあ…
これはウッドハウス・スペシャルとして出始めた2冊目。

第9代エムズワース伯爵クラレンス卿は、気の良いボーっとしたお人柄。
小さな脳みそは豚やカボチャを育てることでいっぱい。中でも受賞した豚のエンプレス・オブ・ブランディングズが何よりの誇り。
ブランディングズ城には今日も若者達が集い、恋模様が行き違います。

姪のミリセントと甥のロニーを結びつけようと~卿の妹でうるさ型のレディ・コンスタンスは画策しているのでしたが。
ミリセントに恋する秘書のヒューゴ、コーラスガールのスーに恋する甥のロニーの計画が行き違って、二転三転します。
騒動の渦中で、卿の最愛の豚エムプレスが行方不明に!?

一方、卿の弟ギャリーは回想録を執筆中。
過去のとんでもない行状が書かれそうで隣人が気を揉み、レディ・コンスタンスも社交界で立場がなくなるのではと恐れています。
執事も出てきますが、ジーヴスほど超人的でないのがみそなのかも。
復帰を目指す元秘書バクスター、私立探偵ピルビームが入り乱れ?大笑いの一幕。
このシリーズも好きですねえ~楽しく読めました!

巻末に作者が見知っていたらしい~偉大な豚エンプレスと同じ種類の豚の写真があります。
耳がたれている大きな黒豚で、イギリスではもう黒豚は廃れているらしく、黒豚が一番人気があるのは日本だとか。そういえば、黒豚のシューマイとかありますよね。

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