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2008年6月20日 (金)

「百年の誤読」

岡野宏文・豊崎由美「百年の誤読 海外文学編」アスペクト

20世紀の世界の文学作品を、10年につき10冊として、100冊選んで語り尽くす企画。2008年3月発行。
やや辛口で面白おかしく。
名作と言われてきた物が、今読み返す価値があるのか?といった観点で論じられます。
読んでない物でこれはというのがあれば読もうと手に取りました。
岡野宏文は55年生まれ、豊崎由美は61年生まれ。
個人的偏見の炸裂する欄外の注が笑えたりします。

取り上げられている作品で評価が高いのは
「三人姉妹」「変身」「ユリシーズ」「アクロイド殺し」「燈台へ」「ガラスの動物園」「伝奇集」「うたかたの日々」「遠い声遠い部屋」「ゴドーを待ちながら」「時間割」「ブリキの太鼓」…
このあたりだと読んでないのは「時間割」だけ。
古い方が得意なので、20世紀前半は10冊のうち8~9冊読んでました。でも内容全然覚えてないのも…3割ぐらいあるけど~。

「三人姉妹」などは、高校の時に最初に読んだ時には、さっぱりわからなかったですね。
20代後半になってからチェーホフははまりました。こんなに枯れてどうするってぐらい共感しちゃいましたね。

「どん底」とか「神々は渇く」とか~読む必要がない、確かに…
私は読んだけどさ。
「怒りの葡萄」も取り上げられていましたが評価は高くなく、今の人が読むほどでもないだろうとの意はわかりますね。スタインベックは好きだし、高校の頃に読んで感動したけれど、重すぎ真面目すぎてとても読み返せない。
若い人はぜひ「エデンの東」を映画で見て「二十日鼠と人間」が薄くて読みやすいので、読んでいただければと思いますわ。泣けるし。「エデンの東」は原作も好きです~。

クリスティは大好きだけど~「アクロイド」なんて嫌いなのでビックリ!
でも確かにエポックメイキングな作品ではあるのかな。それに嫌なヤツが上手く書けている作品て文学的なことが多い…

新しい方では、どちらも五つ星評価をしている作品は例えば…(いつか読もうと思ってメモしておきます)
「アメリカの鱒釣り」「百年の孤独」「スローターハウス5」「モモ」「シャイニング」「ガープの世界」「冬の夜一人の旅人が」「薔薇の名前」「ヴァリス」「僕が電話をかけている場所」「ニューロマンサー」「存在の耐えられない軽さ」「悪童日記」「羊たちの沈黙」「日の名残り」「アメリカン・サイコ」「海の上のピアニスト」「アムステルダム」
このブログに取り上げた作品は見事にありませんねえ。
いぜん読んだのは「百年の孤独」「スローターハウス5」「モモ」「シャイニング」「悪童日記」「羊たちの沈黙」「日の名残り」「海の上のピアニスト」
確かにどれも良い作品ですね!

そもそも作品名ではブログに取り上げたのは百冊中「ライオンと魔女」だけかな。これはあまり高く評価されてませんでした。私は評価するけれども、アスランが死ぬ所が嫌いというのは同感です!
そういえば「ゲド戦記」も評価低すぎのような気が…でも今読み返すと、どうなのかな…??

取り上げた作品が違うけれど~作家なら、マキューアンとかカズオ・イシグロとか。
21世紀に入ってからだったら、一年一作だと何になるんでしょうね?

日本篇の方が前に出ているんですが、読んでないのが多そう…
百冊も良い作品なんて思いつかないわ~??

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