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2008年1月26日 (土)

「国家の品格」

藤原正彦「国家の品格」新潮新書

2年前からのベストセラーですね。
図書館にリクエストしておいたのがやっと来たので、読みました。

日本の良い所と悪い所、大きな世界史の流れの中での位置づけがハッキリ書かれています。
かなり大ざっぱではあるけど、それだけにわかりやすいんですね。
歴史の流れを知らな過ぎる人も多いと思うんで、突っ込みどころ満載ではありますが、この辺から考えてみるのも良いかと。
奥さんには「あなたの言うことは半分は勘違いで残りは大風呂敷」(はしょってますので~正確には読んで下さい)と言われているとか、「品格のない人間による世にも珍しい品格の本」だとか、笑わせながら語る講演口調がなかなか上手い。

論理で片付けようとしても上手くいかないことがある。
それよりも、日本古来の情緒と形が大事だという考え方です。
形っていうのがちょっとわかりにくいけど…
武士道で「弱い者をいじめるのは卑怯」「男が女を殴ってはいけない」ということに理由などない、ならむものはならぬといったあたりでしょうか。
これはお父さんの新田次郎にそう育てられたのだそうです。
若い頃には外国の合理主義に感心して憧れたが、次第に日本の良さに気づいたとか。

外国人に認められる日本の良い所はどんな点なのか、具体例を挙げて、良い気分にさせてくれます。
日本のように四季がハッキリしている国は珍しいというのは、そうかも知れませんね。繊細な日本の風景が世界一美しいというのはまあ~(私も日本は美しいと思うけれども)自分の国のことをそう思っている国民は他にもたくさんあるでしょう。

小学校で英語を必修にする必要はない、それよりも日本語。まずは読み書き算数の方が大事、中身が出来なければ喋れても海外では尊敬されないとのこと。そうだと思いますよ~。
(もちろん、英会話を勉強するのは構わないんです。英語は日常にとけ込んでいるし。小学校の正規の授業として、試験などが大変になるのは早くないか、という事です)

日本は普通の国になる必要はない、孤高の国でよい、世界に向けて自信を持って平和を発信すべきだとのこと。(この結末は意外?)
同感です。孤立しちゃダメだけどね。
すべてに共感するわけではないけれども、ヒットしたのは良くわかります。

12月に読んだ本はここまで、です。

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