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2007年4月 7日 (土)

「生首に聞いてみろ」

法月綸太郎「生首に聞いてみろ」角川書店

このミスのリストから選んで読んだ本の一つ。2005年の1位です。
昔、1~2冊読んだことしかない作家さんですが~イメージはあまり変わってないですね。
本格ミステリとしての手堅い構成で評価が高かったのかなと思わせます。

大きな展覧会を準備していた現代彫刻家の川島が病死し、遺作となった彫刻の首の部分が切り取られるという事件が発生。
綸太郎は川島の弟から調査を依頼される。川島の娘がモデルをした彫刻の首は何故持ち去られたのか?
彫刻や写真を巡っての蘊蓄めいた話がけっこう長く、川島家の複雑な人間関係もそれなりに読ませます。

作家兼探偵の綸太郎が主人公で、父親が警視という探偵役の設定も事件の雰囲気もエラリー・クイーンぽいところが何だか懐かしい。読者への挑戦はないけど。(あったら当てましたよ!~そんなに難しくはないぞ)
出番少ないけど、クイーン警視のイメージのせいか?お父さんが何となく素敵なような。
息子の方はけっこういい歳?の名探偵というには初期のエラリーのようで、ちょっと情けないかも?
電車で移動する地名が非常に身近なので、面白くもあるが、事件を現実的に感じすぎるのが妙な感覚でありました。
あまり後味が良くないので~その辺、もう少し何とかならないのか?というのが正直な所ですわ。

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