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2006年6月26日 (月)

映画「サハラに舞う羽根」

テレビ東京でやった映画を見ました。
19世紀末のイギリスで、軍人の家に生まれた士官ハリーは壮行会のパーティーで婚約発表。
けれども内心、スーダン派兵に疑問を感じていたため一人で除隊を決意、これまでの全てを失ってしまいます。
同僚3人からは臆病者の印の白い羽根が送りつけられ、婚約者のエスメからも、もう一枚が…
原題は「四枚の羽根」の意で1902年の作品。
ただ一人、羽根を送らなかった親友ジャックは実はエスメを愛していて…
ハリー、ジャック、エスメ3人の恋と友情の物語。エスメ役のケイト・ハドソンは綺麗でした。
原作を前に読みましたが、ヒロインの人となりなどは原作の方がよくわかったと思います。

映画は「1884年、英国は世界の四分の一を支配していた」という出だし。えっ、そうだったの…?
ヨーロッパ列強がアジアやアフリカに植民地を増やそうとしていた時代で、征服するのは優れている国の栄光であり植民地の文明化にもなると正当化され、侵略戦争が悪であるという感覚などなかった時代のこと。
今なら良心的兵役拒否とか、ありますけどねえ…

白い羽根というのは、名誉挽回すれば返せる物らしいですね。
臆病者の汚名をすすがずには生きていけないような心境になったハリーは、仲間達が苦境に陥ったことを知って単身スーダンに潜入、捕虜になった友人を救うために命を賭けます。
砂漠での戦いは余りに無惨で、捕虜収容所はそれ以上。

感情移入しにくいかなと思いましたが、映画の方がタイトで分かり易い部分もあり、すんなり入ってくる所がありました。
ヒース・レジャーが表情豊かに好演。いかにも軍人には向かないのに、果敢な挑戦をする所、戦争の酷さ、砂漠の厳しさは荘厳なほど。
ハリーを助ける現地人は強くて格好良く、ハリー個人は成長したことになりますが…
ストーリーは本質的には友情の問題になってくるので、感動的な終わり方になっています。
日本人には前提がわかりにくいのではないかと思いますけどね。

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