フォト

おすすめ本

« 庭のチューリップ | トップページ | 「帝王の陰謀」 »

2006年4月15日 (土)

映画「トロイ」

「アレキサンダー」「ペネロピアド」とギリシャつながりで~
これだけは前に劇場でも見たことあるんですが、DVDでまた見ています。

スパルタの王妃ヘレンの略奪をきっかけに起こったトロイとギリシャ連合軍の戦争を描いたスペクタクル映画。
骨太な構成で分かり易く、画面も派手です。
ホメロスの原作にある程度まで忠実ですが、神々の介入はほとんど描かれず、いわば史実としての戦争という捉え方。
ギリシャ側の総大将で権力欲の強いアガメムノンが一番事態を動かした張本人のようです…そ、そうなのか!?
ヘレンとパリスの恋も、女神の与えた運命ではなく、ヘレンとメネラオスは離婚した方が良かった夫婦って感じ~。

ブラピ主演でいいんでしょうね。
伝説の英雄アキレスのカリスマ性を体現しています。
鍛え上げた肉体を惜しげなく披露しつつ、一見して甘いマスクというのとは違う、風雪に晒された雰囲気を出して、独特な価値観で行動する自由人というのが面白い。
神話の中の登場人物なのに、どうやら無神論者らしい!?
アレキサンダーが憧れたあのアキレスです。
ちょっと相手役の彼女が弱いかな~。
ヘレンも美人ではあるのですが、最初から憂鬱そうで今一つ存在感が…
女性の描き方があまり上手くない監督なのかも?
衣装デザインはかなり良いんですが、撮影にはブラピほど力が入ってないわ。

一見して甘いマスクなのはパリス役のオーランド・ブルーム。
見た後で「聞きしにまさるへたれ」と言っていた友達の言葉がピッタリ。
これが妙に面白くて~ただの突っころばしを越えて、性格俳優のよう。
トロイ側の総大将、パリスの兄ヘクトルは一番まともで、長男は辛いよといった感じ。
見ている間は一番感情移入してしまいますね。
でも、アキレスやパリスや悪役兄弟(アガメムノンとメネラオス)の間にいるからこそ、まともさが光るのね…
見終わると俳優の名前が思い出せない…
エリック・バナというのは超人ハルクをやってたとか!
ヘクトルが弟をかばってメネラオスを殺してしまうのが原作とは一番違う所。これでヘレンは戻りようがなくなるし、ギリシャも退くわけがない。

トロイの王をピーター・オトゥール。
はかなげな美老人ぶりとやや神がかった感じの演技が上手い。
次男に甘過ぎるけど、長男に対する思いにも泣かされます。

オデュッセウスをショーン・ビーン。
知将の役で渋めの演技がちょっと嬉しい。出番少ないけど…この後20年も故郷に帰れないと思うと気の毒(^^;

トロイ戦争は昔はまったく想像の物語と思われていたのが、シュリーマンの発掘からトロイは実在したとわかり、戦争もあったらしいんですね。
個人の想像だけではあそこまで作り出せない気もします。どの辺まで似たようなことがあったのか…思いを馳せるのは面白いです。

« 庭のチューリップ | トップページ | 「帝王の陰謀」 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 映画「トロイ」:

« 庭のチューリップ | トップページ | 「帝王の陰謀」 »

2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

カテゴリー

最近のトラックバック

無料ブログはココログ