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2006年4月30日 (日)

「ロスト・ファミリー」

ローラ・リップマン「ロスト・ファミリー」ハヤカワ・ミステリ文庫

ボルチモアの女私立探偵テス・モナハンのシリーズ8作目。
大学でボート部にいた大柄なスポーツウーマンで、さっぱりしているけどそれほど強くない等身大なキャラクターが自然な魅力です。
最初の方ではキャラクターがつかめなかったんですが、感情表現が少なかったのと、だんだんと成長することを予定して、30前で迷いの多い時期のまだ未熟な人格にしてあったせいみたい。
この作品の前にノンシリーズを一冊書いているんですね(タイトルでひいて読んでないんですが)。そのせいか、まとまりがよくなっていて、出来は一番良いように思います。

ユダヤ人の富裕な毛皮商ルービンの美しい妻ナタリーが幼い子供達と共に突然失踪。何の問題もなかったはずだと主張する夫は悪い人間ではないのだが、妻に対しては独善的で何も見えていなかった…
聞き込みを始めると次々に意外な事実が明らかになっていきます。

わけもわからず連れ回されている3人の子供のうち長男のアイザックの視点でスタートし、何度も助けを求めようとするのもはらはらさせられます。
ネットで女性私立探偵の協力体制を築こうとしているのが新鮮で、原題BY A SPIDER'S THREADはこちらとかけているのかな。
テスの伯母キティもめでたくタイナーと結婚式を挙げますが、恋人クロウの姿がなく、肝心のテスは…?
ここは読んでのお楽しみ~。

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