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2006年3月 4日 (土)

「香水」

パトリック・ジュースキント「香水」文春文庫

80年代ドイツ最大のベストセラーだそうです。
何年か前に書評でだいぶ話題になっていて、すっかり読んだ気になっていたんですが~実は読んでないことにはっと気づき、読んでみました。

18世紀のパリがいかに臭かったか…という描写で始まり、魚市場の喧噪の中で産み落とされた子供の数奇な人生が語られます。
主人公のグルヌイユは匂いを嗅ぎ分けることに天性の才能を持っていたのでした。

孤児として育ち、革なめし職人の小僧になって過酷な労働に耐えながら、周り中の匂いを嗅ぐことに至福を見い出します。
やがて香水作りの道へ…
なんとも人好きのしない人物で、関わる人間もつぎつぎに悪運のお裾分けを食らう有様なのですが~妙にテンポ良く軽快に読ませます。

副題は「ある人殺しの物語」
バルザックのように猥雑で饒舌、もっとブラックユーモアでシュール?
時代色豊かで、面白いです(^^)

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