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2005年11月11日 (金)

「比類なきジーヴス」の世界

P.G.ウッドハウス「比類なきジーヴス」国書刊行会(森村たまき・訳)

英米では知識人にファンが多いという噂のジーヴス本、ついに本邦でも刊行というわけで、読んでみました。

ジーヴスというのは執事の名前で、これが何でも解決する完璧なスーパー執事。
常に丁重で礼儀正しく、控えめでありながら~やる時ゃやる!?

バーティという主人の方の視点から語られます。
バーティはお気楽な独身の紳士で、いたって気は良いが特に能はなく、なぜか巻き込まれ体質。
友達の恋愛沙汰に振り回されたり、難題を押しつけてくる叔母をごまかすのにあたふたとしているのです。

名コンビの二人ですが、たまに微妙な意地の張り合いが起きるのは、ジーヴスの良識には耐え難い流行の服や小物をバーティが着たがる時…
些細な事に火花を散らすところもユーモラスで楽しいです。

それと、余りにも有能なジーヴスばかりを皆が高く評価して頼ってきて、バーティがないがしろにされていると感じる時でしょうか。
ジーヴスを必要としているバーティをジーヴスは内心可愛がっているというか、ある意味高く評価しているんじゃないでしょうかね?

2冊目の「よしきた、ジーヴス」も読みました。こちらは長編。

選りすぐられた物だから楽しみにしていましたが、短編の楽しさが長編になるとどうなるのであろうか…?と、余りイメージはわかなかったのですが。
脇役も大活躍で、もう可笑しさの連鎖が大がかりになっていって…
良い長編になっていました!(^^)

ウッドハウスは1902年から作家活動を始めた大変多作なユーモア小説家。
75年にサーの称号を受けて亡くなったということです。

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